さん歩、また旅 写真録

拙い写真ブログです。

百草園~時代を見守る植物たち~

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7月31日、東京都日野市、百草園にやって来ました。

 

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京王線百草駅で下車し歩く事およそ15分、

思ったより急な坂道で驚きましたが百草園に到着です。

多摩丘陵に開かれたこの庭園には

若山牧水の歌碑、松尾芭蕉の句碑などが点在しており、

梅の名所としても有名でその数およそ800本!

 

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入園料はおとな:300円、こども:100円とかなりのお安さ。

梅の名所ではありますが、四季折々の花々があり

季節によって異なる装いで出迎えてくれることでしょう。

今回はそんな百草園を散策して行きます。

 

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さっそく入口の門の上に被写体を発見!

しかしどこからでも枝を伸ばしますね~。

生命の力強さを一枚の絵に切り取ってみました。ちょっと微妙?

 

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このまま石段を登って行こうと思いましたが

左に案内板が見えたのでちょこっと確認。

年間通して一月ごとに見所が変わる賑やかな庭園なのですね。

探していたあの植物が見つかるかも!?

 

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ふと足元を見てたまたま発見。

苔生した感じに惹かれて思わずシャッターを切っていました。

何気ない置き物ですが、時間の流れを感じませんか?

 

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蝉の抜け殻も夏の風物詩と言ったところでしょうかね?

注意して周りを見てみるといろんなところに蝉の抜け殻がありました。

何気ない立て札にワンポイント加えて夏っぽくみせる。

粋な蝉の計らいという事にしておきましょう!

 

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太い幹から伸びる太い枝。

支柱を立てないと鳥籠のように枝が垂れ下がってしまうのでしょうね。

 

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色々とカメラを向けていると管理人さんが声をかけて下さって、

面白い百日紅(さるすべり)があるという事で案内してもらいました。

 

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なんでも管理人さんのお気に入りだというこの百日紅

普通の百日紅とは違う部分がある事に気が付きましたか?

この百日紅、紅葉の葉が出ていたりクヌギの枝が伸びたりしています。

これも自然の悪戯が生んだのだと。

木の幹や枝が傷ついたり折れたりして腐った所に

別の植物の種や枝がたまたま落ちると

そこから芽が出てそのまま育ってしまう事があるそうです。

 

写真を撮るなら池に蓮が咲いてるよと教えてもらったので

池の方に歩みを進めます。

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教えてもらった通り歩いて行くと蓮を発見。

さっそくカメラに収めていきましょう!

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大きく開いた蓮の花、紅白揃っていて縁起が良い!

しかし撮影は難しいというか、300mmの望遠で撮影したのでブレるブレる。

さらに曇って来たので仕方がなくISOを少し上げて撮影することに。

最近のレンズは手ぶれ補正が付いてたりするものもありますが、

筆者が気になるレンズは尽く手ぶれ補正はついないのです・・・。

レンズの形状にもこだわってしまうからでしょうか?

 

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 崩し字だと筆者では読めない・・・。

 

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と思ったら立て札にちゃんと書いてありました。

季語とかそういった物は良く分らないのですが

なんとなく秋の夜長をイメージしてしまいました。

読者の皆さんはどん印象を受けますか?

 

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松尾芭蕉の句碑のわきを抜けて登って行きましょう。

どうやらスカイツリーが見えるみたい。

 

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スカイツリー方面とは真逆ですがこんな感じ。

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まだ青空が見えますが7-8割が雲に覆われています。

 

そしてスカイツリー方面はこちら。

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中央にスカイツリーがあるの、分りますか?

望遠レンズに付け替えてみましょう!

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スカイツリー方面は完全に曇っちゃってますが、

灯った明かりがよく見えますね。

でもこれ、完全に雨雲・・・。

 

次は芭蕉天神を見に行きましょう。

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この先が芭蕉天神です。

 

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f:id:Sanpomatatab:20160827214610j:plain小さな天神様を写したら若山牧水の歌碑を目指します。

と言ってもすぐそこでした。

 

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これを読むに、

この百草園は昔から市民に愛されてきた場所だったようですね。

こういう場所はこれからもずっと残ってほしいと思いますね。

 

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ざるが赤く染まっていました。

何かの木の実を採った後だとは思いますが、

何の木の実かはわかりませんでした。

ここまで赤く染まるということは何かの染料でしょうかね? 

 

さて、そろそろ帰りましょうかね。

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帰りは坂を下るだけ。

楽ちんですが、車に気を付けて帰りましょう。

季節ごとにまつりが開かれているようなので、

今度は季節をあわせて訪れてみましょうか!

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園した時は晴れていたのですが帰る時には曇ってあたりは真っ暗に・・・。

でも運の良いことに電車に乗った後に雨が降りだし、

下車予定の駅に到着した時には雨が上がっていました。

時間はお昼過ぎ、程よく歩いてお腹も空いてたので

雨上がりの町を散策しつつランチを食べて帰りました。

それでは今回は此処まで。

ご訪問、ありがとうございました。

それでは、また。