玉川上水緑道~ひたっすら真っすぐ歩く~
今にも泣き出しそうな空の下、時より吹く風に負けぬよう、身構えて思う事は一つ。
「風で揺れてる被写体はマニュアルフォーカスだとピントが当て難いの!」
・・・、意地でもピントを当てやる、なんて意気込んで頑張ったのだけれど・・・。
ブログに載せるならブレッブレの写真載せた方が面白かったんじゃないか?
なんて今更思ってしまうのが私こと、マタタビです。
しかも構えてるのは身じゃなくてカメラですね、ハイ。
更に言えばこの後は晴れの予報、吹く風は南風なのでむしろ暖かいのです。
そんな今回は2月6日、東京都杉並区富士見ヶ丘駅から少し歩いた所にある
玉川上水側の緑道を、三鷹市三鷹駅に向けてひたすら真っすぐ歩いていきます。
柵の向こうを覗くと、水量は多くないですが水が流れています。
本来なら真っすぐ歩く事ができるようですが、
どうやら工事中のようなのでちょっと迂回します。
今回の散歩は、「普通の道をどう写したら良いか?」
なんて課題を持って歩いているのですが・・・。
まぁ、目的地に向かう電車の中でふと思いついたことなので予備知識なんて《 0 》
その場その場の思い付きと知ったか知識でチャレンジしましょ。
200mm(APS-C換算)の望遠域で圧縮効果を活かしてみようと・・・。
自分の目線の高さを維持しつつ F5.6 で ピントは中央無限遠での撮影。
ピントは手前の柵のどこかにあてた方がよかったかも?
主体が何なのか良く分らんね、これ・・・。
陽光を受けた柵の影が良い感じに道を飾っていたので、ここでも挑戦。
牧場とかでこんな光景を見たいなぁ~。
50mm(APS-C換算)でF1.4で地面スレスレの位置で撮影。
ピントは影が曲がる部分より少し手前に当ててみました。
自分の目線よりも柵が高い位置に見えるというのは、少し不思議な感覚で、
なんだかミニチュアを見ているかのような印象を受けました。
でもいまいちこれじゃない感が・・・。
絞り開放よりパンの方がよかったのかな?
50mm F2.5で撮影。(F2.8まで絞ったつもりだった・・・。)
右の柵 中段くらいの高さでカメラを維持して、放射構図を意識してみました。
ただ、放射構図に意識が向きすぎて左側に無駄な余白ができたかも・・・。
気が付くと井の頭恩賜公園に入っていました。
ここを抜けると三鷹駅はすぐそこなんですよね。
目的地に到着するのが早いなぁ・・・。
50mm F5.6で、左側の建物が奥に向かって小さく見えるように意識してみた。
まぁ、放射構図の練習も兼ねてますが、
自分の目線の高さだとどう見えるかという実験ですね。
そうすると木がはみ出ていないところを探して撮るべきだったか・・・。
なんて試行錯誤を繰り返しているといつの間にか目的地の三鷹駅に到着してました。
撮影は此処で終了ですが、スペックの低い頭の中の思考がごちゃ混ぜなので
隣駅まで整理しながら歩く事にしましょう。
本音は歩き足りないだけなのです!
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色々と実験しつつ練習しつつ、テクテク歩いた今回。
普段は構図なんてそんな意識しないのでなんだか疲れてしまいました・・・。
ただ、アングルや絞り値で見え方が変わってくるカメラの魅力という物に
改めて気づかされた良い一日でした。
カメラを始めてもうすぐ3年目といった所ですが、カメラ熱は冷める事を知らず。
常に新しい世界を教えてくれるカメラに感謝感謝。
それでは今回は此処まで。
ご訪問、ありがとうございました。
それでは、また。